もしもの時のドライブレコーダー!赤信号の証明に!

みなさんこんなちは!

きしょうです。

 

新型コロナウイルスの影響で外出が減っても交通事故は無くなりませんね。

 

北海道の深川市ではバイクと車が接触するという事故がありました。この事故でバイクの方は亡くなられてしまうという残念な状況になっています。 また札幌市中央区では自転車が乗用車にはねられ、救急搬送されるという事故もありました。

 

これから外出も増える時期にはなると思いますので、私も気をつけますが、皆様も運転には気をつけていただきたいです。

 

さて、今回は事故があった場合という部分と事故の抑制のためという側面からドライブレコーダーの取り付けについてご紹介いたします。

 

近年急増している煽り運転対策として注目をされていますが、それは最近増えた目的であり、元々は安全運転や事故処理を速やかに実施することが目的であったと思います。

 

では、なぜドライブレコーダーがあるといいのかという点についてご説明します。

 

 

まず、安全運転の促進です。 ドライブレコーダーが搭載されていると、「見られている」という状況から事故につながる危険挙動が減少する傾向にあります。

 

これは、自動車保険ドライブレコーダー搭載車の割引を導入されていることから間違い無いと思います。 (自動車保険の保険料は金融庁が認可して初めて販売できるので、ある意味国が認めていると同義でしょう!)

 

現在では、法人でもドライブレコーダーや急ブレーキ・急発進などの危険挙動を検知する機会をつけて運転指導を行うというのも普及しています。 そして、事故後の対応という部分については特に重要視されます。

 

当然、映像があることで交通事故の全容がハッキリし、事故状況の認識相違で揉めることが減るということは非常に大きいです。

 

私は交通事故の示談交渉に関わる立場にいて何度となく交渉を経験しています。 その時にまず揉めるのが事故状況です。

 

例えば、信号がある交差点で、南から北へ直進している車と西から東へ直進する車が出会い頭の事故があったとします。

 

この時、信じられないかもしれませんが、両方の車が「青信号で直進していた」と主張し合うことがよくあるのです。

 

冷静に考えてありえない事態ですし、どちらかが見誤っているか、信号機が故障しているかのどちらかしかないのです。 (わざと、というのは除きましょう。)

 

この時、ドライブレコーダーがなければどのようにこの認識相違を証明するのでしょうか?

 

補足をしておくと、日本の法律ではこのようなケースで自分が青信号で直進したと証明する義務はご自身にあります。

 

要するに、私が「自分は青信号で直進していたんだから、相手が証明しなさいよ!」と怒り狂っても、まずは私が自分は青信号で直進したと客観的に立証しなければならないのです。

 

この時、私がドライブレコーダーを付けていたとすると、「ドライブレコーダーで私が青信号で直進したことが確認できます!だから相手が赤信号進入なんですよ!」と主張できます。 そして、「相手がつけてるかもしれないから…」と考えられている方は少し甘いです。

 

ドライブレコーダーの映像は裁判にでもなれば開示要求をされますが、よくある保険会社同士の交渉ですと開示義務はなく、映像の所有者の判断に委ねられます。

 

どういうことかというと、自分に不利な映像があれば、「うまく撮れてませんでした!」とか「誤って削除した!」といってうやむやにできてしまうのです。

 

最近では現場で警察官が確認してくれることもありますが、ドライブレコーダーによっては専用ビューアーがなければ見れないものもあるので、なかなか全件確認することは難しいのが現実です。

 

そうなってしまうと、前後の状況から推測して交渉することになりますが、両方が納得できる結果はまず来ないと思っていた方がいいです。

 

この記事を読まれている方に、「信号サイクルから導き出した!」とか「目撃者がいて!」という経験をされた方がいらっしゃるかもしれませんが、かなりラッキーな方です! そして、最終的に結論が出ない場合はお互い様なので五分五分で責任を負いましょうとちう内容で解決に至ります。

 

要するに、あなたが間違いなく青信号で交差点に進入したとしても、相手の修理費や怪我に対して半分を支払い、あなたの修理費やお怪我にかんする費用などをご自身の保険や自腹で半分負担しなくてはならなくなるということになります。

 

こんなひどい結果にならないためにも、まだドライブレコーダーをつけられていない方は至急手配されることをオススメします。 よく、安かろう悪かろうと言われますが、ないよりましですし、↓に掲載している商品でも十分活躍してくれますのでご参考までに紹介いたします。

 


 

 

過去にご紹介した便利グッズなどは↓にまとめていますのでお役に立てたら幸いです。