左投げのキャッチャーはアリだと思います!

みなさんこんにちは!
きしょうです。

野球に詳しい方や実際にプレー経験がある方はご存知だと思いますが、左投げの選手ってポジションが制限されますよね。。。
私自身が左投げで弱小校ながら高校野球まで経験をさせていただいた中で感じたのはこの決めつけによる疑問でした。

まずは、今回のテーマである左投げのキャッチャーはありか?という点について、私はありだと考えてます。
当然、同じレベルの選手で争うなら不利は生じると思いますが、特に一定以下のレベルにおいては「左投げだから」という理由はチームが強くなる機会をなくしていると思います。

では、なぜありだと思うかというと、キャッチャーに対して求められる素質が優っていれば左投げのデメリットは打ち消せるからです。

前提条件として私の野球プロフィールをご紹介します。
(1)野球歴:小学校から弱将校ではありましたが硬式野球まで経験しました。
(2)左投げ左打ち
(3)主なポジション:ファースト
(4)主な打順:4番or5番
(5)現在:草野球でキャッチャーとして主軸でプレー。


議論するにあたり、キャッチャーに求められる素質などについて考えてみます。

【求められる素質】
(1)キャッチング
(2)スローイン
(3)リード
(4)全体のマネジメント

詳しい方が見たらもっともっとたくさん細かく出てくると思いますが、とりあえずこの項目でお話をします。

まず私の考えからですが、上の項目のうち「左投げだから不利」いう項目がいくつあるでしょうか?
(2)の1つだけですよね?

プロ野球とか甲子園・全国大会レベルとかであればこの(2)も非常に重要な要素になあると思います。
なので、当然ながら上の4項目が同レベルであるならば右投げのキャッチャーを選択するのが普通でしょう。

ただ、草野球とかそこまでハイレベルではないチームに、高いレベルで争えるキャッチャーが何人もいるものでしょうか?
普通は揃わないですよね?

草野球とか少年野球もそうですが、ポロポロパスボールする人が右投げだからキャッチャーをやらされて、左投げのキャッチングが上手い人がファーストをやるなんて場面はよくあります。ファーストをできる人、キャッチャーをできる人がなんらかの理由でその人しかいないならしょうがないです。

ただ、非常に残念なことに、こういった場面では多くの場合に左投げの人をコンバートの対象に入れず諦めているというのが現実でしょう。これはキャッチャーに限ったことではなく、その他内野のポジションも同様ですよね!

左投げの選手がポジションを制限される主な要因としては、ボールを投げる方向が右投げの人と比較すると逆回転になる場面が多く、不利になるケースが多いことにあります。

また、その影響からだと思うのですが、道具も圧倒的に少なく高額なものが多く手を出しづらいという現状がありました。
私は最終的に捕球能力を評価されファーストでレギュラーとしてプレーさせてもらいました。

ファーストは非常にやりがいがあるポジションだったので、プレーしてきたことに後悔はありません。
ただ、先にお伝えした「不利だから」という点については本当に考え直すべき習慣だと思います。
(当然ですが、草野球とかの話でプロ野球とか甲子園のハイレベルな世界の話ではありませんの悪しからず・・・)

個人的に左投が不利という点について弱小校あるあるからツッコませていただきます。

(1)スローイングが不利!左投げだと盗塁の時に右打者が邪魔になる!
→今の世の中左打ちなんてたくさんいますよ!右投げ左打ちなんてプロ野球選手に多すぎてドラフトで有望選手がプロに行けないとか毎年ありますよ!
→盗塁阻止率なんて何割だよ!パスボールで進塁されてる数の方が多いよ(-。-;

(2)内野手は逆回転になるからランナーを刺せない!
→取ってから言いなさいよ!ポロポロして送球以前にセーフになってるじゃないか!
→送球に有利でも暴投ばっかじゃ意味ないよ!
(おかげさまでキャッチング能力だけは甲子園経験者のいる草野球でも通用するくらいにはなったのでそこだけは感謝w)


途中でお伝えした通り、昔は左投げの道具が高くてなんてこともありましたが、現在では多少種類は少ないものの、下のように通常の価格帯での道具も増えています。
(私も同じメーカーの少し前の型を使用していますが、所属している市内のチームでリーグ優勝したときに使用しておりましたが十分活躍できます!ファーストミットはミズノプロのものを使用していましたが、軽量化されているため使用感は違うものの十分に使えるものでした!)

今後、左投げの選手もポジションを選ばずに野球を楽しめる時代が来るといいなと思いつつ、将来的にはそんなプロ野球選手が活躍する時代になってほしいと思う今日この頃です。

 


 

 

別の記事でご紹介した便利グッズなどは↓にまとめていますのでお役に立てたら幸いです。